雑誌でメンズファッションライターをやっていました。
老若問わず、1枚は持っておきたい定番アイテム「テーラードジャケット」。 今回は、この、ファッションの王道アイテムと言えるジャケットを研究してみましょう。
テーラードジャケット、どんな時に使える?
‘テーラー’とは、元来「紳士服の仕立て屋」の意味。
よって、‘テーラードジャケット’=「仕立て屋で仕立ててもらったジャケット」ということになりますが、スーツの上着と同じスタイルのジャケットのことを指します。
正装としても使える、王道のドレッシーアイテムだと言えます。
では、どんな時に使えるかというと、はっきり言って‘どんな時も’です。
例えば、ビジネスシーン、パーティー、冠婚葬祭などのフォーマルな場面でも、遊びに行く際のカジュアルな普段着でも合うマルチアイテムなのです。
テーラードジャケットの人気ブランド
BEAMS(店舗型ショップ)
定番のテーラードジャケットから個性的なものまで幅広い品揃え。フォーマルからカジュアルまで使える定番ものをまずは入手したい。
メンズファッションプラス(通販型ショップ)
デニム素材やシャンブレー(縦に色糸を横に脱色や塗色をほどこしていない未晒糸を用いた平織り綿布)、鹿の子素材など、様々な素材のてテーラードジャケットが揃っているので、季節によって素材を変えて楽しめます。
「メンズファッションプラス」の公式サイトと特徴を見る!!
ZIP CLOTHING STORE(通販型ショップ)
ストライプやチェック、迷彩柄など、ひと味違うテーラードジャケットをお探しなら是非チェックを。シンプルなボトムスでもオシャレに仕上がります。
ZIP CLOTHING STOREはショップリストに取り扱いがあります。ショップリストで ZIP CLOTHING STORE テーラード で検索してみましょう。
メンズファッションのショップリストで『ZIP CLOTHING STORE』で検索する
テーラードジャケットの3つのポイント!?
先に述べたように、どんな時も使えるアイテムだからこそ、その場に合わせてデザインを選ぶのも大切です。そこで、大切なポイントを伝授します。
‘肩幅、身丈、身幅をきっちり合わせる’
スーツも同様、本当ならば自分のサイズに合わせてオーダーで作るのが理想ですが、時間や経済面を考えるとそうはいきませんよね。
だからこそ、既成品を選ぶ時は、とことんサイズにこだわってください。優先順位でいくと、肩幅→身幅→身丈の順で妥協せずしっくりくるものを選びましょう。 よほどでない限り、肩幅が合えば、自然と身幅や身丈も合ってくるものです。ですので、まずは自分の肩幅でサイズを選べば間違いないでしょう。
通販で購入する際はサイズ表をチェックし、店舗で購入する際は必ず試着をしてください。
‘着るシーンによって素材を選ぶ!’
例えばカジュアルシーンで使うならば、コットンやジャージ、そしてデニム素材など軽めのものを選ぶのがおすすめですが、反対にフォーマルシーンにはカジュアル過ぎます。
フォーマルなシーンではシルクやサテンなど、艶のある素材を選ぶのが正解。しかし、例えばコットン素材でも、上下揃えたセットアップで着たり、細身で丈が長いデザインのものだったりすると、ドレッシーな印象が強くなるので、少しフォーマルなシーンでも着用可能です。 また、インナーをTシャツにしたり、足元をスニーカーにしたり、ボトムスをデニムにした着こなしをするとカジュアルな印象が強くなります。
こうやって、どちらにも使えそうなアイテムを選んでおくと使いまわせて便利ですね。
‘カラーによって印象は変わる!’
素材と同様、ポイントとなるのは‘カラー’。
このカラーには‘色’と‘襟元’の2つの意味があります。
まずは‘色’ですが、最初に用意しておきたいのは黒やネイビー。このどちらかを用意しておけば、どんなシーンにも使えるので便利です。特にフォーマルシーンには黒かネイビーに限られてくることも多いので、用意しておけばいざという時に焦らずにすみますよ。
反対にグレーやベージュ、柄物などはカジュアルな印象が強くなるので、フォーマルなシーンには向きません。
黒やネイビーだと、ボトムの色を問わないので便利です。デニムでもスラックスでも大丈夫。 濃い色のトップス×薄色のボトムスのバランスが一番良いので、まずは濃い色のトップスを購入しましょう。
そして次は‘襟元’ですが、幅広の襟元はフォーマル寄り、細めの襟元はカジュアル寄りとなります。これはタイにも言えることで、幅が狭くなるほどカジュアルさが強くなると覚えておきましょう。
ですので、まず1着目は狭すぎず広すぎずの中間を購入するのがおすすめです。
このテーラードジャケットというアイテムは、着る人のセンスによってオシャレにもダサくにもなるアイテム。定番アイテムだからこそ幅広く展開しているので、選ぶ幅も広くなっています。
何度でも試行錯誤して、自分のスタイルにぴったりの1枚を探しだしてくださいね!
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