アパレル販売員をしたのち、ファッション誌のライターに。その後、またアパレル販売をやっています。
冬には欠かせないアウターである‘コート’や‘ジャケット’ですが、これが意外と難点になることもあります。例えば中の服をなかなか見せる事ができない…とか、ゴワつく…なんてことも。そしてな身軽だった春夏にはなかった悩みが発生します。それが‘カバン’との組み合わせ方!今回は‘コート’‘ジャケット’と‘カバン’の相性にスポットを当ててみましょう。
意外とかぶってしまうカバンとコートやジャケットの色の組み合わせに注意!
お気に入りのコーディネートが完成して、いざ出かけようとした時に手にしたカバンを見て思い直したことはありませんか?頭が服のことばかりにとらわれてしまい、つい小物のことまで頭がまわらなかった…なんて経験があるはず。
一番多いのが「アウターとバッグの色がカブッた!」という失敗。 人はそれぞれ好きな色が偏ってくるため、そんな失敗があるのは当たり前です。でも、黒のコートに黒のショルダーバッグ…なんて味気ないですよね。
好きな色があるのであれば、同系色でまとめるという手法はオススメです。例えば茶系のコーディネートでキメたのであれば、ダークブラウンのコートにベージュのショルダーバッグなんていうのはオシャレですね。ネイビーのジャケットにブルーのバックパック等。
それとは反対に、全く違う反対色を使用する手法もあります。白×黒や赤×青など反対色でお互いを際立たせるというのも素敵です。
どうしても同じ色になってしまう場合は、異素材のものを選ぶようにすれば印象が変わってきます。
カジュアルメンズが、よく利用するショルダーバックに似合うジャケットやコートは!?
メンズファッションで人気のショルダーバッグですが、どんなアウターとの相性がいいのか困っていませんか?
あまりかさばらないシンプルなデザインのアウターとの相性は抜群です。例えば、ピーコートやステンカラーコート、チェスターコートやモッズコートといった、比較的首もとの詰まったタイプがオススメです。
ジャケットであれば、ミリタリージャケットやレザージャケット、シャツジャケット等との相性は良いですね。その際には、ショルダーバッグのベルト部分は少し短めに設定したほうがバランスが良くなります。
気をつけたいのは、ダッフルコート×大きめショルダーバッグで予備校生スタイルになってしまったり、テーラードジャケット×無機質ショルダーバッグでサラリーマンスタイルになってしまったりしないこと。そんな時は、バッグのデザインや素材に少しだけ気をつけてみましょう。
冬だけじゃない!1年を通して同じカバンを使うなら、何色がおすすめ!?
スタイルによってあまりカバンを変えるほうではない…という方も多いはず!そんな人に提案するのは、オールシーズン使えるカバンです。
では、一体どんなものを選べばいいの?という事ですが、使える色はズバリ『ブラウン』と『グレー』!最近ではその中間である『グレージュ』という色さえ出ていますので、そちらも注目です。
黒とも、デニム等のネイビーとも白とも相性のいいこの2つの色をおさえておけば、オールシーズン、どんなスタイルとの組み合わせも大丈夫です!特にブラウンはキャメルやベージュといった、少し柔らかい色合いのブラウンがオススメです。
帽子やマフラーの工夫は!?
ショルダーバッグを着けた際、トップに重心を持ってくると全体のバランスが良くなります。そこで特に秋冬に活躍するのが帽子やマフラーの存在。バッグと同系色のニット帽やマフラーを選ぶと更に統一感が出てきますね。
首もとはあまり長めのマフラーやショールを選ばずにすっきりとまとめたほうが良いです。
そして、春夏にはキャップを合わせるとショルダーバッグとの相性は◎。
どの季節にも必要になってくる‘カバン’と、冬の必需アイテムであるジャケットやコートとの相性次第で、コーディネートの仕上がりは随分と変わってきます。これでアナタもこの冬は組み合わせマスターになること間違いなしです!
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