カシミア(カシミヤ)とメリノウールとアンゴラとアルパカの素材の違いと特徴

カシミア(カシミヤ)、メリノウール、アンゴラ、アルパカの素材の違いと特徴について解説していきます。暖かいため、秋冬のファッションコート、マフラー、カーディガンなどに愛用されます。ちなみに、カシミアとカシミヤは、どっちも言うようですが、Googleの検索結果は若干、カシミアの方が、若干、多いようです。僅差ですけど。

目次

毛の違い

まず、動物の毛が違います。

  • アルパカ:アルパカの毛
  • アンゴラ:ウサギの毛
  • ウール:羊毛
  • カシミヤ:ヤギの毛

ただ、どっちかといえば、服のメリットとデメリットを知りたいわけですよね。

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アルパカ、アンゴラ、ウール、カシミヤ素材の特徴・メリット

  • アンゴラ:保温性があり、暖かい。軽い。柔らかい。光沢あり。生産はほぼ中国。
  • アルパカ:保温性があり、暖かい。光沢あり。生産はほぼペルー。
  • ウール:保温性があり、暖かい。メリルウールが人気。メリノウールはオーストラリア生産。
  • カシミヤ:保温性があり、暖かい。 特徴は肌触りが1番良い。ウールより伸縮もする。吸水性があるから汗に平気。軽い。ヤギは中国、モンゴル、イラン、ネパールに住んでいる。生産国は中国、モンゴルに加え、インド、トルコ、イラン、パキスタン、アフガニスタンなどのアジア諸国

光沢は好みかもしれませんね。デメリットと感じる人もいるでしょう。洗濯はすべてクリーニングが推奨されていますが、家で洗濯ができないわけではありません。どれも暖かいですが、どれが暖かいのかは、編み方によりだいぶ違います。

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アルパカ、アンゴラ、ウール、カシミヤのデメリット

  • アンゴラ:静電気が起きやすい。毛が抜けやすい。
  • ウール:弱点はちょっと重め。カーディガンなどの上着なら平気だけど、タートルネックなど肌に直接あたると、チクチクする人もたまにいる。臭い(メリノウールは平気)
  • アルパカ:静電気が起きやすい。毛玉になりやすい
  • カシミヤ:シミになる

料金的にはまちまちです。どれが上とか動物たちに失礼ですし、ないのかもしれません。ただ、ウールは若干重たいです(メンズは気にならないかもしれませんが)。チクチクはカーディガンなど、上に着るのなら、ほぼ問題ありません。

ただ、肌に直接触れるアイテムはウールは選ばないかもしれませんね。重さが気になる人もウールは選ばない方がいいかもしれません。

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メリノウールとは!?

最近ウールの中で素材感がいいものとして、メリノウールがあります。無印良品などで採用されています。
メリノウールとはオーストラリアの羊で最高級のものと言われています。カシミヤにはかないませんが、ウールの中では、比較的肌触りがよいです。冷えにくく、通気性もよく、匂いもでにくいため、登山者では愛用されています(何日も登山するとき着たままでOK)。洗濯機でも洗濯できますが、ぬるま湯での押し洗いする人も多いようです。

個人的には、素材感的にはどれも合格なので、デザインや色なども服を選ぶ基準になるでしょうから、わかりやすくそちらが優先ですかね

某ff14というゲームの素材もここからきていたのですね。(`・ω・´)

カシミヤやウールに興味があるのなら、アパレル販売員の方が執筆されたこちらの記事もおすすめです。
男のカーディガンの着こなしとコーディネート術のまとめ(素材と色編)

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